確かに「もう二人、別れよう。」って言い出したのは私。
いろんな事が嫌になって、いろんな思いが爆発しそうになって。
自分の中では決心しての言葉だと思ってた。
それがこれからの二人にとっていいんだとも思ってた。

「別れ」の言葉を安易に口にし過ぎていたのかも知れない。
彼には今まで何度となくそれを言い出していたから。

本当に別れる決心なんて出来ていないままに言い出していたんだと思う。
いつもそれに対してなだめてくれる彼を知っていたから。
それを期待しながらのちょっと拗ねた言葉だったりしたから。

だけど今回は違った。 彼の方からも言い出してきた。
「もう終わりにしよう。ううん、一度リセットしよう。」って。
その言葉の後には「おまえのうざいところは. . .」っていう
たくさんの私に対する不満の言葉付きで。

自分から言い出しておいてこんな事を言うのは無責任なのかも知れないけれど、
初めて彼と別れるという事を実感した。
それがどんなに大きな事なのかという事を. . .。

私はたかを括っていたんだと思う。
「別れ」を言い出すのは私から。彼は絶対に引き止めてくれるって。
だけど今回は違った。 
不本意ながら彼の別れの決意を私が固める事になっちゃった。
そしてその言葉に今さらながら後悔している私。バカだね。

明日彼に逢いにいきます。 「別れ」の話し合いをする為に。

私は今とっても大切なものをなくそうとしているのかも知れない。

何ておバカな沙織なんだろう. . .。

コメント